確定申告

こんばんは、税理士のいいだです。

年の瀬ですね、個人事業主の方、そろそろ確定申告の準備を始めましょう。

とりあえず経費の区分についてです。

仕入→これは大体わかりますよね、卸売、小売なら販売する商品の購入費用です、飲食関係なら食料品、酒、飲料等の購入金額です。

給料→これもわかりますよね、社員やアルバイトへの給料です。

法定福利費→社会保険に加入していたら毎月支払う厚生年金、健康保険料。労働保険の支払も法定福利費です。

福利厚生費→社員の福利厚生、社員との忘年会費などです。

外注費→建設業なら大工などに支払う費用で、給料との違いは雇用関係がなく、必要な工具等は外注先が用意し、仕事の進捗の管理は外注先が責任を負うなどです。

通信費→電話、インターネット、郵便代などです。

荷造運賃→宅配料等です。

水道光熱費→電気、ガス、水道代です。

旅費交通費→電車、バス、タクシー、通勤費など。

広告費→広告代です、求人広告代も入ります。

接待交際費→取引先との飲食費、手土産代等です。友人や家族との食費は経費になりません。

事務用品費→備品のうち事務用品関係です、敢えて備品と区分しなくても良いかと思います。

備品消耗品費→事業に必要な消耗品、机、棚、洗剤、トイレットペーパーなどの備品です。1つあたりの単価が10万円を超えるものは資産計上します。減価償却資産についてはまた後日書きます。

修繕費→車、店、その他の修理代です。

地代家賃→店舗その他の家賃です。

租税公課→印紙代、固定資産税、自動車税その他の税金の支払です。

雑費→上記に含まれない経費です。

科目を設けてもっと細かく分ける場合もあります、何にいくら使ったか細かく把握したい場合は科目を設定します。

事業主貸、店主貸→経費にならない支払、事業の口座から個人的な支払をしたものです。

事業主借、店主借→事業主貸の逆で、個人的な入金、例えば事業用の口座に保険金の入金があった場合など。

収入については

売上→これはわかりますよね、事業をして稼いだお金です。